元柏・レアンドロドミンゲスさんが41歳で死去 11年柏J1初優勝に貢献 22年から精巣がんで闘病も
柏で2011年のJ1初優勝に貢献し、MVPに輝いたブラジル出身MFレアンドロドミンゲスさんが1日に死去したことが2日、分かった。41歳だった。ブラジル時代に在籍したクラブ「ECビトーリア」が公式X(旧ツイッター)で公表。地元メディアによると、22年から精巣がんで闘病していた。
10年に柏に加入。司令塔としてJ2優勝とJ1昇格に導くと、11年には15点を挙げて史上初のJ1昇格1年目での優勝へけん引した。12年は天皇杯、13年にはヤマザキナビスコ(現ルヴァン)杯優勝に貢献。名古屋や横浜FCでもプレーし、J1通算97試合に出場して29得点だった。
柏の山崎和伸社長はクラブの公式サイトで「柏レイソル史上に残る背番号10として、またJリーグ史上に残る偉大な名選手として、いつまでも我々の記憶に残り続けます」と追悼した。Jリーグの野々村芳和チェアマンも哀悼の意を表した。