父は全日本プロレス諏訪魔!横浜MのDF諏訪間 左CBフル出場で無失点プロデビュー
「明治安田J1、横浜M0-0東京V」(5日、日産スタジアム)
横浜Mは0-0で東京Vと引き分けた。全日本プロレスの諏訪魔を父に持つDF諏訪間幸成(21)がプロデビュー。先発でフル出場し、無失点に貢献した。
諏訪間は左センターバックでフル出場。後半27分にはゴール前の素早い対応で相手のシュートを防ぐなど、随所で光る守備を見せた。神奈川県出身で横浜Mの下部組織でプレーしてきた21歳。「小さいころから目標にしていたピッチに立てて本当にうれしかった」とプロデビュー戦を振り返った。
筑波大では昨年の天皇杯2回戦で、当時J1首位だった町田を破るジャイアントキリングを経験。延長含めた120分で1失点と大崩れせず、手応えをつかんだ。「あれがあったからこそ、ビビらずプレーできた」とうなずいた。同試合を視察した日本代表の森保監督も「どんどんトライしてほしい」と若手の台頭に目を細めた。
◆諏訪間幸成(すわま・こうせい)2003年6月6日生まれ、21歳。DF。神奈川県出身。横浜Mの下部組織を経て、筑波大に進学。横浜Mの特別指定選手として、今年2月23日の広島戦で途中出場しJ1デビュー。筑波大蹴球部を退部し、3月6日にプロ契約を締結した。186センチ、85キロ。