J1首位の町田・黒田監督「魔物が住んでいる」今季初の国立開催・浦和戦に意気込み 「前半戦のターニングポイントになってくる」
J1首位の町田・黒田剛監督(54)が11日、非公開練習後に取材に応じ、今季初の国立競技場でのホーム開催となる次節・浦和戦(13日)に向けて、意気込みを語った。
黒田監督にとって、聖地・国立競技場は青森山田高時代に3度頂点に立った場所。町田では昨季1勝1分2敗と、若干苦手にしていたが「そんな悪い印象はない」とうなずく。ただ、スタジアム独特の雰囲気は重々承知しており、「国立には魔物が住んでいるというぐらい。やっぱり乗った方の味方をするというか。ちょっと出足が遅くなったり、ネガティブに入った方が必ず不利に働く。そういったスタジアムだと思う」と戦う姿勢の重要性を説いた。
現在9節を終えて首位に立っているが、9位の湘南まで3差と“超団子状態”。一つの敗戦で大きく順位を落とす可能性がある。「ここは前半戦のターニングポイントにはなってくる試合。マラソンで言えば10キロ地点。ちょうど先頭集団と、中位と後続が少しずつ離れ始めてくるタイミング」と表現。「結果にこだわってやっていかなきゃならない」とペースアップを見据えた。





