レアル攻め切れず首位陥落 エムバペがSNSにメッセージ「リーグは続き、先は長い」

 「スペイン1部リーグ、ジローナ1-1レアル・マドリード」(11月30日、ジローナ)

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードがアウェーのジローナ戦で1-1引き分け。これで11月のリーグ戦を1勝3分と停滞感が深まる印象を残してリーグ首位から陥落した。

 勝利に見放された格好になったのは1-1で迎えた80分のブラジル代表FWロドリゴがドリブルで仕掛けた場面。相手エリア内で選手と接触して倒れたがPKは吹かれなかった。シャビ・アロンソ監督は試合後の記者会見で「倒された場面をVARで見直さないのは驚き。ああいったプレーは試合を決めかねないプレー」と、納得できないとした。

 もっとも勝ち切れなかった理由がそれだけではないとしている。同監督は「我々はより試合を支配する存在になる部分が欠けていて、どうしてそうなのか、継続性がないのか分析しなければならない」としている。エースのフランス代表FWキリアン・エムバペは自身のソーシャルネットワークで「今夜望んでいた結果ではなかった。だけどリーグは続き、先は長い。僕らは流れを変え、チームとして自分たちがどういうものなのか証明しなければならない」と発奮する必要があるとしている。

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