鹿島・植田直通「敵はマリノス。町田に期待する感情は一切必要ない」他力本願ではなく自力で9季ぶりV決める!
J1首位の鹿島は3日、茨城県鹿嶋市内で最終節・横浜M戦(6日、メルスタ)に向け、非公開練習を行った。9季ぶりの優勝に王手をかけ、勝ち点差1の2位柏が敗れても優勝が決まる状況。それでも取材に応じたDF植田直通(31)は「自分たちの敵はマリノス。レイソルが負けることだったり、町田に期待する感情は一切必要ない。自分たちが勝ちたい気持ちがいちばん大事」と、他力本願ではなく自力での優勝決定を誓った。
16年以来の優勝が目前に迫る。最終決戦まで残り3日だが「いつもと変わらず全員がトレーニングできている」と、ほどよい緊張感を保っている様子。“ラスボス”は4連勝中と好調の横浜Mで、連勝中は13得点と攻撃陣の迫力十分だ。全試合出場の男は「DFとしてゼロで勝つ」と頼もしく語った。
指揮官としては史上初となる2クラブでのリーグ優勝を視界に捉える鬼木達監督も「1年の集大成。何が何でもどんな形でも勝ち点3」と必勝宣言。試合中は同時刻に行われる柏-町田戦の情報を入れない予定だといい「一番の近道は勝つ。それ以外は考えていない」と力を込めた。




