柏・ロドリゲス監督「優勝しなければ」逆転Vへ覚悟 細谷連続ハット狙う「チームのために点を取りたい」6日・J1最終節
明治安田J1リーグは6日に最終節を迎える。首位の鹿島はリーグ戦4連勝中の14位横浜Mと、勝ち点1差で追う2位の柏は天皇杯優勝の6位町田とそれぞれホームで対戦する。鹿島は勝てば優勝。鹿島が引き分け以下の場合、柏は勝利で優勝。鹿島が敗れ、柏が引き分けると勝ち点73で並び得失点差の争いとなる。両クラブは3日、非公開練習で調整。両監督らが取材に応じ、最終決戦を前に意気込みを語った。
覚醒のエースが柏の逆転優勝を導く。柏の日本代表FW細谷真大(24)は、千葉県柏市内で非公開練習後に取材対応し「先制点が大事。最初から自分たちのペースに持っていきたい」と語った。
前節の新潟戦で3得点。次節も3得点すれば、23年のキャリアハイ14得点に並ぶ。「ハットトリックできればいいかな」と応じた上で「優勝と2位は違う。チームのために点を取りたい」と14年ぶり栄冠を誓った。
ロドリゲス監督(51)も「ルイス・アラゴネスも『2位のことは誰も覚えていない』と言っていた。それが全て。優勝しなければいけない」と、かつて師事した元スペイン代表監督の名を挙げ、決意を口にした。
町田には5月にアウェーで0-3で完敗した。「われわれがやってきたこと、やるべきこと全てが求められる」と選手に伝えたという指揮官。「最後に残った追試のようなもの。合格点を取ることで、将来に向け大きな一歩を踏み出せる」と説明した。





