鹿島・鬼木監督「どんな形でも勝ち点3取る」柏の情報入れず集中「自分たちが勝ちたい気持ちが一番大事」6日・J1最終節

 取材に応じるJ1鹿島の鬼木監督
 鹿嶋市内で取材に応じた鬼木達監督
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 明治安田J1リーグは6日に最終節を迎える。首位の鹿島はリーグ戦4連勝中の14位横浜Mと、勝ち点1差で追う2位の柏は天皇杯優勝の6位町田とそれぞれホームで対戦する。鹿島は勝てば優勝。鹿島が引き分け以下の場合、柏は勝利で優勝。鹿島が敗れ、柏が引き分けると勝ち点73で並び得失点差の争いとなる。両クラブは3日、非公開練習で調整。両監督らが取材に応じ、最終決戦を前に意気込みを語った。

 泣いても笑っても残り1試合。鹿島の鬼木達監督(51)は「後悔ないよう、最善の準備をしたい」と、大一番へ視線を向けた。昨季まで指揮した川崎では4度のリーグ優勝を経験。「最後は気持ちの持って行き方。“熱すぎず、冷めすぎず”で挑みたい」と、独特の表現で心構えを語った。

 勝てば文句なしの優勝。引き分け以下の場合でも、柏の勝敗次第で9季ぶりVが決まる。同時刻に行われる柏-町田の動向が気になるが、情報は入れず、目の前の試合に集中するという。DF植田直通(31)も「敵はマリノス。柏が負けることや町田に期待する感情は一切必要ない。自分たちが勝ちたい気持ちが一番大事」と言い切った。

 鬼木監督は川崎を率いていた17年、最終節で逆転優勝。勝てば自力優勝だった鹿島が磐田と引き分けたため得失点差で上回った。当時の鹿島について「どこかで川崎の負けや引き分けを期待していたのかも」と推測。“反面教師”とし「何が何でも、どんな形でも勝ち点3を取る」と、自力での優勝を誓った。

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