千葉が悲願の17年ぶりJ1復帰!選手もサポーターも涙、涙 6度目の昇格POでついに突破 オリジナル10の名門がJ1に帰って来る 男泣きのDF鈴木絶叫「皆さんおめでとうございます!」
「明治安田J1昇格プレーオフ・決勝、千葉1-0徳島」(13日、フクダ電子アリーナ)
決勝が行われ、千葉が徳島を下し、2009年シーズン以来17年ぶりのJ1復帰を決めた。
黄色く染まったホームで、悲願を叶えた。前半から一進一退の攻防。後半序盤は徳島ペースが続いたが、カウンターから高橋のパスをFWカルリーニョスジュニオが頭で決めて先制に成功した。
古河電工サッカー部として設立され、93年のJリーグ開幕に名を連ねたオリジナル10の名門だった千葉。降格から16年。この間、5度の昇格プレーオフを経験したが、2度の決勝敗退を含めてはね返されてきた昇格の壁をついに打ち破った。
昇格が決まると、元日本代表DF鈴木大輔ら選手はピッチに座り込み、涙。観客席のサポーターも涙に暮れた。
試合後、鈴木は「本当に全員がハードワークして、全員のおかげ。引き分けでいいというマインドではなく勝ってくるというマインドで臨んだ。すごくうれしい。機は熟したと思っていた。本当にみんなのおかげ。皆さんおめでとうございます!」と絶叫した。
先制弾のカルリーニョスジュニオもインタビューで涙。「まず自分の力でネットを揺らせたが、この勝利はジェフに関わるみんなの努力が報われたと思っています。皆さんのことを思うと涙が出てしまう。ジェフに関わった皆さんの勝利。力になれたことを嬉しく思います」と、声を震わせた。
千葉の復帰により、J1に2005年以来21年ぶりに現存のオリジナル10(鹿島、浦和、川崎、横浜M、清水、名古屋、G大阪、広島、千葉)がそろうことになった。





