J1昇格逃した徳島に激震 増田功作監督が退任へ 後任候補にゲルト・エンゲルス氏
来季のJ1昇格を逃したJ2徳島の増田功作監督(49)が退任することが16日、複数の関係者の話で分かった。一両日中にも発表される見通し。後任監督には、今季からヘッドコーチを務めているゲルト・エンゲルス氏(68)の昇格で調整が進んでいるという。
埼玉県出身の増田監督は2024年に徳島のヘッドコーチに就任。同年4月の吉田達磨監督の解任に伴い暫定的に指揮を執り、5月から正式に監督となった。当時最下位に沈んでいたチームを最終的に8位まで引き上げた。
今季は4位でJ1昇格プレーオフに進出。準決勝で磐田を下したが、決勝では敵地で千葉に0-1で惜敗し、5年ぶり3度目のJ1昇格を逃した。近年は中位から下位だった徳島を昇格目前まで導いた功労者がクラブを去ることになった。
ドイツ出身のエンゲルス氏は横浜F(現横浜M)、市原(現千葉)、京都、浦和などJリーグで監督を務め経験を持つ。近年は20年に女子サッカーWEリーグのINAC神戸の監督に就任したが、21年に退任。25年から徳島のヘッドコーチとなっていた。




