「スペイン1部リーグ、レアル・ソシエダード2-1バルセロナ」(18日、サンセバスチャン)
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)は18日、ホームのバルセロナ戦に先発し、後半24分に負傷交代した。左太もも裏を痛めたとみられ、担架でピッチを後にした。ペレグリーノ・マタラッツオ監督(48)は「検査結果は出ていないが、筋肉系のけがだ。どれだけ離脱するかは分からない」と説明。W杯開幕の6月11日(日本時間12日)まで5カ月を切る中、相次ぐ主力の離脱で森保ジャパンに暗雲が漂っている。
突然の痛みに久保は顔をゆがませた。後半途中、カウンターで自陣から全力で走ったが、ハーフウエーライン付近で急減速。左脚を押さえて倒れ込んだ。あおむけになったまま立ち上がれず、担架に乗せられると、両手で顔を覆いピッチを後にした。
リーグ戦では直近3試合連続でゴールまたはアシストを決めており、好調だった。この試合でも公式戦11連勝中の首位バルセロナ相手に攻守で存在感を発揮。前半32分の先制点も右サイドの久保が相手2人を引きつけ、起点となった。
好調と比例して、新年に入ってからはプレー時間も延びていた。4日に88分、9日は90分フル出場。13日のスペイン国王杯4回戦では延長を含めて120分走りきった。疲労が負傷に影響した可能性はある。
全治は明らかになっていないが、スペイン紙「マルカ」電子版は「久保は重度の筋肉損傷の可能性」と報じた。第2次森保政権以降、2024年元日のタイ戦と国内組で編成された25年7月の東アジアE-1選手権を除き、ただ一人の“皆勤賞”だった久保。11月の代表活動では「けがをしないことが大事。これからも気をつけたい」と話していた。重傷の場合、スコットランド代表、イングランド代表と対戦する3月の欧州遠征への参加は厳しい見通しとなる。
昨年12月にはMF南野拓実(モナコ)が左膝前十字靱帯(じんたい)断裂と診断。南野&久保の両シャドー(1・5列目)は、昨年10月にブラジルから歴史的勝利を挙げるなど、森保ジャパンの鉄板コンビだった。GK鈴木彩艶(パルマ)、MF鎌田大地(クリスタルパレス)も負傷離脱中で、森保監督の悩みの種が尽きない。