「バルデラマの後継者」ロドリゲス
2014年6月16日
2007年には17歳以下のW杯でプレーしている。やはり同大会に出場した日本の柿谷、斎藤と同世代というわけだ。「この調子で勝ち続けたい」と意気込みを語った若き司令塔が今後も存在感を発揮すれば、コロンビアは過去最高の16強(1990年)をしのぐ可能性も増すだろう。同じ左利きでトップ下ということから、日本との第3戦では本田との力比べも楽しみだ。
堅守速攻が持ち味のはずだったギリシャは、攻めに速さがなく、スピードや俊敏な動きへの対応に難があるといわれたジェペスらのコロンビアDF陣を楽にした。前線で素早く動き出しても、判断の遅れでパスが出せない場面も目に付いた。次戦で顔を合わせる日本は、スピーディーなパスワークで押し込むことができるだろう。
ただし、1次リーグ突破に勝ち点3が欲しい状況となったところは油断ができない。コロンビア戦は完敗ながら「ポジティブな点もあった」とサントス監督。サマラスのドリブル、右サイドで背後を狙うサルピンギディス、トロシディスのプレーは要注意だろう。
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