エース後半に輝く…メッシ動きに加速
2014年6月16日
W杯の得点は2006年ドイツ大会以来で、出場した8試合ぶりとなる。初得点を記録したのは、ボスニア・ヘルツェゴビナと同じ旧ユーゴスラビア系のセルビア・モンテネグロだった。試合後の記者会見では、サベラ監督の口から何度も「メッシは世界最高の選手」というフレーズが出た。開幕戦でのネイマール(ブラジル)に続き、世界が注目するスター選手の活躍で大会はさらに盛り上ってほしい。
アルゼンチンは一方で、予想された守備の不安が消えたわけではないだろう。シュートは11本を上回る16本をボスニア・ヘルツェゴビナに許し、そのうち11本をゴール枠内に飛ばされた。不用意なパスミスからシュートに持ち込まれ、相手のエースストライカー、ジェコとの競り合いであわてるシーンもあった。
「初戦は難しいもの」(サベラ監督)にせよ、85分に1本のパスでイビシェビッチに簡単に得点されたのも反省材料だろう。同監督は「さらに改善が必要。その一部は私に関係すること」と語り、選手起用、フォーメーションなどを再考する可能性がありそうだ。
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