ホームサッカーブラジルW杯コラム

 文字サイズ

考えない大切さ精魂つきるまで戦い抜く

2014年6月24日

 ただ、4年近くの歳月をかけて熟成させてきたザッケローニ監督の日本代表に、いまさら新たに考えることを求めることが必要だろうか。このチームは、時として一流国を相手に素晴らしいプレーを披露してきた。その場面、場面を振り返ると、選手たちは考えるのではなく、いままで身につけてきたスキルを自然体で発揮してきた。少なくとも、現在の日本の選手たちのレベルは、そこまで達しているはずだ。

 国際サッカー連盟(FIFA)のプレスオフィサー(報道担当)としてクイアバを担当する岩元里奈さんによると、この日の気温は37度に達したという。過酷な条件だ。それでも選手たちは戦わなければいけない。日本代表は国民の期待を背負った特別なチームだ。思考が停止するほど、精魂つきるまで戦い抜く。それを果たせたとき、彼らのいう「自分たちのサッカー」が、きっと日本国民の前に姿を現すはずだ。

  ◇  ◇

 岩崎龍一[いわさき・りゅういち]のプロフィル

 サッカージャーナリスト。1960年青森県八戸市生まれ。明治大学卒。サッカー専門誌記者を経てフリーに。新聞、雑誌等で原稿を執筆。ワールドカップの現地取材はブラジル大会で6大会連続となる。

前ページ123



ブラジルW杯コラムニュース

今日みられてます

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
デイリーおすすめアイテム

注目トピックス

カードローン、即日融資

私でも審査が通る?人気のカードローンを厳選比較!収入証明不要、即日融資も⇒

阪神タイガースプリント

紙面に掲載された厳選写真をお近くのセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスで!

競馬G1プリント

紙面に掲載されたG1のレースシーンをお近くのセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスで!

阪神 今日は何の日?

タイガースが1面を飾った出来事が満載!

今日は誰の誕生日?

毎日更新!誕生日を迎えた有名人を紹介