自動車8社、国内生産18%増 2月、認証不正から回復
自動車大手8社が28日発表した2月の国内生産台数は、前年同月比18・7%増の69万8550台だった。豊田自動織機やダイハツ工業で相次いだ認証不正の影響などから回復し、全体を大きく押し上げた。
トヨタは16・2%増。ダイハツは完成車工場の操業停止から回復し、約9・3倍。ホンダは能登半島地震の影響で部品不足に陥った前年の反動で21・9%増、SUBARUは労働災害で工場稼働を停止した前年の反動で約2・2倍となった。
三菱自は「デリカミニ」の需要が一服したことで6・1%減。スズキも「スイフト」の新型車効果が一巡し8・8%減となった。日産自動車は13・2%減、マツダは8・4%減だった。