総務省は28日、通信アプリLINEで昨年11月に写真が他人のアプリ上に誤表示された問題で、LINEヤフーに再発防止策の徹底と実施状況の報告を求める行政指導を行った。誤表示は通信の秘密の漏えいに当たるとしている。
昨年11月28日から30日にかけ、アプリ上で写真を集めて保存する「アルバム」機能で、画像が無関係の利用者のサムネイルに表示された。自分の写真が他人のアプリ上に誤表示された利用者は推計で国内で約7万人、海外との合計で約13万5千人に上る。
LINEヤフーは「ユーザーの皆さまにご心配とご迷惑をおかけし、改めて深くおわび申し上げる」とコメントした。