新幹線運転士にサングラス貸与 JR東海、疲労軽減で3種類用意
JR東海は28日、東海道新幹線の運転士約850人を対象に、希望者にサングラスを貸与すると発表した。直射日光や反射光によるまぶしさを軽減することで前方が見やすくなることに加え、運転時の疲労が軽減される。4月1日以降順次使用を始める。
色覚に影響を及ぼさない偏光レンズを使い、眼鏡の上から取り付けられるタイプなど計3種類を用意した。着用は乗務員室に限り、夜間や接客時には外す。
JR東海によると、2023年11月に在来線で導入後、多くの運転士が疲労軽減を実感したという。新幹線の運転士からも「使用したい」との声が上がり、導入を決めた。