埼玉県警巡査を書類送検 自転車盗み飲酒運転疑い
埼玉県警は3日、自転車を盗み飲酒運転をしたとして、窃盗と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで吉川署地域課の男性巡査(21)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。依願退職を申し出ている。
書類送検容疑は2月21日未明、同県越谷市の東武伊勢崎線蒲生駅近くの駐輪場で自転車を盗み、酒気を帯びた状態で運転した疑い。
監察官室によると、巡査は東京都内で同僚と飲酒し帰宅中、電車で体調不良となり蒲生駅で下車した。駅から自宅の寮まで徒歩約2時間かかるため、無施錠の自転車を狙ったといい「気持ちが悪く、早く帰って寝たかった」と話しているという。運転中、警察官から職務質問を受け発覚した。