自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は27日、伊吹文明元衆院議長を講師に招いた勉強会を国会内で開き、オンラインを含め閣僚経験者や中堅・若手議員ら約50人が参加した。小林氏は高額療養費制度の見直しなど石破茂首相の政治姿勢に批判的な言動が目立っており、「ポスト石破」候補として注目が集まっている。
勉強会は「政界での立ち居振る舞いと選挙対応」を議題とした。伊吹氏は少数与党の現状を踏まえ「厳しい状況だからこそ、しっかりと力を合わせて党を支え、一人一人が謙虚に振る舞うべきだ」と指南した。旧安倍派に所属し、党員資格停止中の西村康稔元経済産業相も出席した。