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【ドバイWC】矢作師 フォーエバーヤングは「勝てる。とにかく疲れを取る」 サウジーC→ドバイで史上初の30億円超え!
「ドバイワールドカップ・UAE・G1」(5日、メイダン)
2月にサウジCを制したフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作)が、ドバイワールドC(ダート2000メートル)で海外G1連勝に挑む。世界最高1着賞金1000万ドル(JRAのレートで約15億7000万円)のサウジCに勝ったことで獲得賞金は21億9350万6600円となり、現時点で歴代日本馬3位。今回の1着賞金696万ドル(約10億9200万円)をゲットすれば、史上初の30億円突破で1位となる。管理する“世界のYAHAGI”こと矢作芳人調教師(64)=に決戦前の心境を聞いた。
◇ ◇
-前走のサウジCは歴史に残る激闘だった。
「ある程度予想していた通り、ロマンチックウォリアー以外とは力差があるので大丈夫だと思っていた。ただ、思っていた以上に相手が強かったな。本当に死力を尽くした戦いだった」
-最後の直線は分が悪いようにも映った。
「(坂井)瑠星はすごいよな。本当に諦めていなかった。絶対負けない、差せると思っていた。俺は負けたと思った瞬間があったよ」
-サウジCは23年のパンサラッサ以来、2度目の勝利。
「パンサラッサはノープレッシャー、というかハナに行けるかどうか。スタートを出て逃げて自分の競馬さえしてくれたら…。それで垂れるなら仕方ないみたいな感じ。ある意味、開き直れていた。今回は緊張感が違ったな」
-課題と収穫は。
「このところエンジンの掛かりが遅いのはある。ただ、前と違っていい位置を取れるようになった。(3月1日の)スーパーサタデーのドバイの馬場状態を見ても、いい位置にいないと勝負にならない。もちろん好位につけて反応が良ければ一番いいけど、好位につけられるようになっただけでも成長だろう」
-状態について。
「去年はサウジが良くなくてドバイで上がっていったが、今年はサウジでほぼ100%。賞金が一番大きいわけだし、目イチだった。またその状態で行けるかが鍵」。
-今年はラマダン(断食月)の影響で、通常は3月の最終土曜に行われている開催日がスライド。調整期間が1週間長い。
「世間の人は『今年はサウジとドバイの間が長いから疲れも取れていいね』みたいに言うけど、そんなことはなくて。矢作厩舎の馬だからあまり間があくのが慣れていないよ(笑)。そこを維持、もう一度同じ状態に持っていくのは簡単ではない。ただ、そのミッションさえクリアすれば勝てる。とにかくまず疲れをしっかり取る。そこだね」
-サウジCからドバイワールドCを連勝すれば史上初。
「コンディショニングや、ワンターンの千八から4つのコーナーの二千に変わるから難しさがある。でも、フォーエバーヤングは今回の方が向いているというのが俺の見立て。距離があった方がいい。ドバイの馬場も、そんなに俺は気にしない。ロマンチックウォリアーを見ていてもそうだけど、強い馬は強い。とにかく、それ(連勝)にチャレンジしたい」
-リアルスティール産駒で挑むのは感慨深い。
「やっぱりあの時(16年)、リアルスティールがドバイターフを勝ってくれて、そこが全ての始まり。それがなければフォーエバーヤングはいなかったわけだからね。本当に矢作厩舎とノーザンファームの結晶だなと思うし、誇りですよ」
-今年はドバイに3頭で参戦する。
「シンエンペラー(ドバイシーマC出走予定)は前回はメンバーが軽いので勝たなければいけないと思っていたし、思い描いていた通り。レース後の回復も早い。もちろん今度は日本馬も強力になる。それでも勝負になると思う。それにアメリカンステージ(ドバイゴールデンシャヒーン出走予定)。こちらも大したものだよ。体に関してもトモが緩かったけど、すごく立派になった。3歳の春にこの経験をしていることが絶対に生きてくる」
◆矢作芳人(やはぎ・よしと)1961年3月20日、東京都出身。開成高を卒業後、豪州で修業。JRAの厩務員、助手を経て、調教師試験に合格して2005年に開業。14年に全国リーディングに輝き、24年に5度目の獲得。20年には無敗の3冠馬コントレイルを育て上げた。国外にも積極的に遠征し、管理馬ではリアスティール、リスグラシュー、ラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌなどが海外G1のタイトルを勝ち取った。世界の競馬界で“YAHAGI”の名は広く認知されている。
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