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【地方競馬】さきたま杯 ロードフォンスが3度目の挑戦でJpn1初制覇 安田師は「ゴール板に入った時は涙が出ました」と感無量

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 「さきたま杯・Jpn1」(24日、浦和)

 待望のビッグ制覇だ。好位に付けた2番人気のロードフォンスが直線で早めに抜け出し、3度目のチャレンジで初のJpn1のタイトルを奪取。猛然と追い込んできた1番人気のウィルソンテソーロを1馬身半差で抑えた。3着に南関東・大井の8番人気イグザルトが奮闘した。

 3度目の挑戦でつかんだビッグタイトル。ゴールの瞬間、ロードフォンスの背中で鞍上の右手が高々と挙がった。

 抜群のスタートから内のシャマルを行かせて、外からベストグリーンが追いかける流れを離れた3番手で追走。4角手前でも4、5馬身の差はあったが、直線で2頭の外へ持ち出すと豪快なストライドで一気にのみ込み、1番人気馬の猛追も余裕で封じた。「思い入れのある馬でJpn1を勝ててうれしい」。詰めかけた多くのファンに横山和は思いのたけをぶちまけた。

 コンビで5勝目。昨年2月の重賞初挑戦から9戦連続のコンビ。G3、Jpn3で2勝したが、欲しかった大きな勲章。初めての浦和コースにも「ハナを取るつもりで出して行きました。コーナーだけ怪しかったけど、よく辛抱してくれましたね」とパートナーの頑張りをたたえた。自身にとっては23年のウシュバテソーロで制した川崎記念以来のJpn1制覇。「蒸し暑いのがどうかだったけど、馬は素晴らしい状態。スタッフと馬に感謝です」と笑みがこぼれっぱなしだった。

 安田師も感無量だ。「助手時代に携わっていた馬の産駒で勝てて…ゴール板に入った時は涙が出ました」と瞳を潤ませた。父が管理し、国内外のスプリントG1で6勝したロードカナロア産駒で初めての頂点。暑さに弱く、ここ2年は休養に充てていた時季でもあっただけに、「今年に限って勝負に出ていいかなと思って」。それだけ愛馬が充実してきた証しでもあるのだろう。

 厩舎開業初年度から東京大賞典を4連覇したオメガパフューム以来になる、砂舞台でのビッグのお立ち台に「うれしいですね」と目を細めた。「(今後は)この時季に使ったので消耗具合を見ながら。難しい調整になるけど、今後は海外を含めて、いろいろと考えていきたい」と展望した。群雄割拠の交流スプリント界に、6歳の“新星”が加わった。

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