「選抜高校野球・１回戦、西日本短大付－大垣日大」（２０日、甲子園球場）

　四回の守備で大垣日大の左翼・船橋のスパイクの底が外れるハプニングがあった。

　２死一、二塁で打球は三遊間を破る左前打。船橋が前進した打球を処理した瞬間に、右足のスパイクの底が剥がれ落ちた。その影響か、船橋はボールを内野に返球する際に転倒した。

　試合は一時中断し、走って一塁側ベンチに戻った船橋はスパイクを交換して再び左翼の守備位置に戻った。試合は２死満塁から再開した。

　ＮＨＫのテレビ中継では実況アナウンサーが「スパイクの底の部分が外れたんですね。珍しいシーンになりました。それで足を滑らせてしまったということでしょう」と伝え、解説者は「けがも心配されたんですけど、そういう状況ではないのがよかったですね」と話した。