「選抜高校野球・１回戦、西日本短大付６－０大垣日大」（２０日、甲子園球場）

　センバツは３８年ぶり２度目出場の西日本短大付が快勝し、甲子園での春１勝目を挙げた。

　四回に斉藤大将（３年）が中前へ先制タイムリーを放つなど、３点を先取。五回にも２点を加えると、七回には斉藤が左中間へ今大会１号となるランニングホームランを放った。

　試合後、西村監督は同級生で同校ＯＢの日本ハム・新庄監督について問われ「直接今は連絡とっていないので、ぜひ皆さんのお力をお借りして伝えていただければと思います（笑）」と話し、「僕は同級生というだけですけど、新庄のおかげでウチは喜び、自信を与えてもらっている。夏もそうですけど感謝しかない。彼がすごいので、それに乗っかって頑張らせてもらってます」と、新庄監督の奮闘が選手らに与える影響について話した。

　高校時代の新庄監督は「新庄は別格。練習量が違いました」と振り返り、「選手たちにも言っています。能力だけじゃないよと。目標を持ってやることの意味や人の倍やるとか自分の可能性を伸ばすと、新庄の名前を出させてもらうことがよくあります」と話した。

　新庄監督は母校の西日本短大付が出場した昨夏の選手権大会を甲子園で観戦。チームの福岡遠征時に、母校の練習を見に行くことがあると明かしていた。