明暗分かれた開幕投手と4番打者 防御率11点台の巨人・戸郷は2軍落ち 阪神・村上は3連勝 巨人・岡本和が打率・380 DeNA・オースティンと広島・モンテロは負傷離脱
セ・リーグは開幕から対戦が一巡し、昨季4位の広島が今季初の4連勝で2位・阪神に1・5ゲーム差をつけて首位を快走。阪神、DeNA、ヤクルトの3チームが勝率5割で推移し、広島に3連敗を喫した巨人が借金1で5位、3年連続最下位からの巻き返しを狙う中日が借金2の最下位となっているが、全6チームが2・5ゲーム差の中にひしめく混戦となっている。
開幕4番を務めた選手に明暗が分かれている。巨人・岡本は全14試合で4番を張り、リーグ2位の打率・380、3本塁打、10打点と開幕スタートを決めた。だが、その他5球団の開幕4番は思った数字を残せていない。阪神・森下が・235、1本塁打、6打点、村上を欠くヤクルト・サンタナは・200、1本塁打、2打点。中日・石川昂は・160、0本塁打、3打点で12日に出場選手登録を抹消された。DeNA・オースティンと広島・モンテロはケガで戦線離脱となっている。
開幕投手では阪神・村上が、球団では2004年の井川慶以来となる開幕3戦3勝を飾り、DeNA・東も2試合の登板で1勝0敗、防御率1・26。広島・森下も2勝1敗、同1・71と好成績を残している。
一方で巨人・戸郷は3試合で0勝2敗、防御率11・12で12日に出場選手登録を抹消された。中日・高橋宏も0勝2敗、同5・29、ヤクルト・奥川も0勝0敗ながら同4・09と苦しんでいる。
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