各地で激闘!22年の高校野球・夏の地方大会振り返り

第104回全国高校野球選手権の地方大会は7月31日、西東京大会を最後に夏の甲子園代表49校が出そろいました。各地で繰り広げられた聖地を目指す球児たちの戦いを振り返ります。

公開日:2022.8.1

作新学院 サヨナラ負けで夏11連覇ならず 大激闘制した国学院栃木が決勝へ

 「高校野球栃木大会・準決勝、国学院栃木6-5作新学院」(23日、栃木県総合運動公園野球場)
 11連覇を狙った作新学院がサヨナラ負け。夏の県大会の連勝は62で止まった。
 大激闘の末に敗れた。3点を追う九回に王者の底力を発揮し、一挙5点を入れ逆転。だが、2点リードの九回、エース左腕横尾が踏ん張れず、2安打と四球で1死満塁のピンチ。2番手・菊地をマウンドに送りこんだが、2死から1番原野に同点の2点適時打を許した。そして、最後は十回、平井のサヨナラ本塁打で劇的な幕切れとなった。

作新学院 サヨナラ負けで夏11連覇ならず 大激闘制した国学院栃木が決勝へ

今春センバツ4勝入りした浦和学院は埼玉大会決勝、国学院久我山は西東京大会準々決勝で敗退となりました。

大敗にも“ドラマ”

生駒 戦い抜いた コロナ影響で登録メンバー12人入れ替わり 北野監督涙の称賛

 「高校野球奈良大会・決勝、天理21-0生駒」(28日、佐藤薬品スタジアム)
 決勝が行われ、天理が23安打21得点の大勝。初の甲子園出場を目指した生駒は新型コロナウイルスの影響で、ベンチメンバーを12人入れ替え。主力を欠く戦いを強いられ、敗れたものの最後まで懸命に戦い抜いた。

生駒 戦い抜いた コロナ影響で登録メンバー12人入れ替わり 北野監督涙の称賛

 「高校野球千葉大会・2回戦、千葉学芸82-0わせがく」(11日、長生の森公園野球場)
 壮絶な試合が繰り広げられた。先攻の昨春の千葉大会の覇者・千葉学芸は初回にから猛攻で32点を奪うと、二回には33点、三回は9点、四回は1点、五回7点を追加。千葉学芸の安打数はなんと51。計17本の本塁打を浴びせた。試合は5回コールドで決着した。
 千葉高野連のホームページによると、千葉大会のこれまでの最多得点は67点(平成12年秋 市原八幡-市原園芸)で、1試合チーム最多本塁打は5本だった。高校野球の大差試合では1998年の青森大会で東奥義塾が深浦に122対0で勝利した記録がある。

高校野球千葉で記録的大差試合 千葉学芸が県史上最多得点82-0でわせがくに勝利 51安打17本塁打

激戦区の決勝は黄金カード

【神奈川】横浜―東海大相模(5年ぶり)

東海大相模がVに王手 決勝は横浜 元巨人の原監督「堂々とやりたい」

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング