74キロの超軽量力士が幕下初勝利! 山藤「うれしいけれど」も増量の必要性痛感「もっと太りたい」

 山藤(左)は出沼を攻める(撮影・山口登)
 山藤(左)は下手投げで出沼を下す(撮影・山口登)
 山藤(左)は下手投げで出沼を下す(撮影・山口登)
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 「大相撲春場所・9日目」(17日、エディオンアリーナ大阪)

 74・2キロの超軽量力士、西幕下51枚目の山藤(出羽海)が新幕下でうれしい初白星を挙げた。

 出沼(二子山)と4敗同士の取組。167キロの圧力で突き放されたが、土俵をまるく使いながらしのぎ、懐に飛び込むと引きずるような下手投げを決めた。

 山藤は「幕下は圧力が違いますね。うまく回り込みながら入れて、下手投げが決まった」と振り返った。「負け越すまでに勝ちたかった。うれしいですけれど。残りを勝ちたい」と、喜びより反省の方が大きいようだ。

 幕下での戦いを踏まえ、増量の必要性を痛感した。「今まではとらなかったが、プロテインを使ったり、もっと太りたい」と今後を見据えていた。

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