体操・白井健三さん、1年前に左膝前十字靱帯断裂明かす 現在もリハビリ中「受傷前のレベルまで体操を戻せるように努力」「また白井健三の体操を」
体操男子で16年リオデジャネイロ五輪団体金メダリストの白井健三さん(28)が25日、自身のインスタグラムを更新。1年前に左膝の前十字靱帯を断裂し、現在もリハビリ中であることを明かした。
1年前の3月25日に受傷したそうで「引退している身で、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまうのは重々承知していますが、この怪我で自分に向き合えなかった時には、今後の人生で何かが起きた時に自分と向き合うことができないと考え、受傷前のレベルまで体操を戻せるよう自分なりに努力しています。本職である教員の都合上、受傷後4ケ月で手術を受けたため、今はまだリハビリの最中です」と報告した。「しかし、病室から観戦したパリオリンピックなどこの怪我をしたことでしか感じられなかった喪失感や悔しさ、同じような怪我をきっかけに出会った仲間たちが僕の大きな財産です!まだまだ自分への疑いと体操への不安は拭えませんが、現状できることがどんどん増えてきているので引き続き前を向いて努力するのみだと思います。今後もたくさんの方々にご迷惑をおかけしますが、またそのうち怪我を感じさせない白井健三の体操を皆さんにお見せできる日を目指して頑張ります」と、想いをつづった。