鍵山優真 ミラノ・コルティナ五輪「3枠」守った銅メダル 乱調「メダルでいいのかという内容」

 「フィギュアスケート・世界選手権」(29日、ボストン)

 男子の鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=は合計278・19点で銅メダルだった。昨年を含めて過去3度2位で、出場4大会全て表彰台。SP2位で迎えたフリーは10位と崩れた。初出場の佐藤駿(エームサービス・明大)は合計270・56点でSPから一つ下げて6位。来年2月のミラノ・コルティナ五輪の予選を兼ね、日本は最大3の出場枠を獲得した。イリア・マリニン(米国)が今季世界最高の合計318・56点で2年連続2度目の頂点。壷井達也(シスメックス)は21位だった。次回大会は来年3月にプラハで開催される。

 演技が終わると鍵山は膝に手をつき、表情を曇らせた。なんとか表彰台は死守したものの、納得のいかないパフォーマンスに「途中で頭が真っ白になった。メダルでいいのかという内容」と苦笑い。SP2位から逆転優勝を狙ったが、肩を落とした。

 予定していた冒頭の4回転フリップは「なぜか跳べる気がしなかった」と2回転に。続く4回転サルコーは着氷が乱れ、後半の4回転トーループでは転倒した。マリニンに勝つため、4回転ジャンプを4本盛り込んだ構成だったが「心が折れかけていた」と乱調。演技をこなすことで手いっぱいだった。

 ただ、3位に入り、佐藤が6位。日本勢上位2人の順位合計が「13」以内となったため、ミラノ・コルティナ五輪の日本の出場枠は最大の3を獲得。「取れなかったらどうしよう」と不安に押しつぶされそうになっていたが、取り切った。

 2022年北京五輪で銀メダルを獲得し、目指す2度目の五輪まで1年を切っている。「結果を素直に受け止めて、前に進んでいきたい。原因を早く見つけないと、来季があっという間に来てしまう」。悔しさをバネに成長し、大舞台で花を咲かせる。

 ◇鍵山優真(かぎやま・ゆうま)2003年5月5日、横浜市出身。20年冬季ユース五輪王者。22年北京五輪で個人、団体ともに銀メダルを獲得した。世界選手権は21、22、24年に2位。今季はGPファイナル2位、全日本選手権で初優勝。五輪2度出場の父、正和氏と14年ソチ五輪女子銅メダルのカロリナ・コストナーさん(イタリア)に師事する。神奈川・星槎国際横浜高出。160センチ。

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