俳優・長谷川博己（４８）がこのほど、都内で開かれた、新案内人を務めるテレ東系経済ドキュメンタリー「日経スペシャル　ガイアの夜明け」（金曜、後１０・００）の取材会に出席した。

　２３年続く同番組で、初代案内人の俳優・役所広司（６９）から４代目となる長谷川は「僕が劇団に入って芝居を始めたくらいに、番組は役所さんが寸劇のパートをやっていて、『わあ、かっこいいなあ』と思っていました。そういう役回りが自分のところにきたと思うと、感慨深いものがあります。とてもうれしい」。長谷川が初舞台を踏んだ０２年に誕生した長寿番組への出演を喜んだ。

　４月４日の初出演から、内容は大幅にリニューアルされる。案内人として深みを与える語り部に、本格的な寸劇を交え、ニュースが伝えない深層に迫る。「経済のことをあまり知らなかったものですから、金融リテラシーを深めていきたい。役者で食べられなくなっても、株で食べていけるようになればいいなと思っています」と話し、報道陣の笑いを取った。

　ナレーションは親交のある俳優・田中哲司（５９）が務める。１８年のＮＨＫ連続テレビ小説「まんぷく」で共演。「時折、一緒にお酒を飲ませてもらっていまして、哲さんもこっちのパートに出ていただければ楽しいかなと思います」と、寸劇での共演を希望した。