グループ名を一時的に「ＮＪＺ」へ変更宣言をした韓国のガールズグループ・ＮｅｗＪｅａｎｓが２２日（現地時間）、米週刊誌・ＴＩＭＥの単独インタビューに応じ、対立中の芸能プロダクション・アドア（ＡＤＯＲ）の主張が裁判で認められたことについて、率直な心境を明かしたと韓国メディアのスポーツトゥデイなどが報じた。

　これに先立ち、アドアはＮｅｗＪｅａｎｓを相手取り、ソウル中央地方裁判所へ、企画会社の地位保全および、広告契約締結禁止の仮処分申請を提起。これが認められたと２１日、ＭＢＣをはじめ現地メディアが一斉に報じていた。

　５人は、裁判結果について「失望した」と明かしながらも「Ｋ-ＰＯＰ産業の問題が、一夜で変わることは期待していない」と言及したという。

　そして「私たちが、これまで経験してきたことに比べれば、私たちの旅路がまた変わった段階なだけ」「もしかしたら、これがまさに韓国の現実なのかもしれない。それこそが、私たちが変化と成長が必要だと信じている理由だ。韓国は、私たちを革命家にしたいようだ」と伝えた。

　一方のアドアも、ＴＩＭＥ誌に「問題が、裁判にまで発展してしまい残念」「メンバーが復帰したら、誤解はしっかりと解決できる。アドアの目標は、アーティストのキャリアを邪魔することではなく、従来の契約により、継続して活動できるようにすること」と立場を明かした。