お笑いコンビ・オードリーの若林正恭（４６）が、２２日深夜に放送されたニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」に出演した。

　番組のトークで、相方の春日俊彰と自分たちに対して気を遣いすぎる後輩芸人の話題に。ある日の番組リハーサル後、若林の楽屋に若手コンビ・ムラタケの武田仰嗣があいさつをしに来たという。若林は「いきなり『差し入れです』って、アンパンをくれるの。何これ？って聞いたら『いや、あんこがお好きって聞いたんで。あと、ＱＲコードを貼り付けてます』って言うの」と、いきなりの訪問と謎の差し入れについて説明した。

　若林は続けて「ＱＲコードを読み込んだ瞬間、俺のスマホのデータが全部飛ぶんじゃないかと怖かったけど、やるかって読み込んだの」と思い切って実行すると「スマホの画面が真っ暗になったと思ったら、動画が出てきて、それが（ムラタケ所属事務所の）ケイダッシュの稽古場なんだよ。そしたら武田が出てきて『おはようございます！いつもお仕事でお疲れだと思うので、一発ギャグをお裾分けさせていただきます！』って。怖い」と、震えたことを明かした。

　そして若林が後日武田に会った時に「怖い！何だよあれ。事件性のある動画」と詰め寄ると、武田は「いや、お疲れだと思ったんで。どうでした？」と逆質問。若林は苦笑いで「気持ちよくはねえぞ」と返したという。

　若林が続けて「よく分かんないやつなんだよ。それが（若林に）ハマろうとしてやってきてる感じじゃないから、俺は別によかったんだけど。真剣に（気遣いを）やってる感じ。元気を分けたかった、って」と説明すると、春日も「自分にできることはこれくらいしかない、って感じか」と笑った。