【ボート】菊地孝平が豪快まくりでG1・16回目、児島周年は3回目のV
「児島キングカップ・G1」(9日、児島)
“児島に愛された男”菊地孝平(45)=静岡・82期・A1=が追い風8メートルの強風を味方に付けて3コースから豪快にまくって快勝。G1は16回目、児島周年は3回目の優勝を飾った。2着は宮地元輝、3着には羽野直也が入った。
予選18位からの勝利と勝負強さを見事に発揮した。「児島に愛され児島を愛し(この優勝で)やっと両思いになれた」と相性いい水面がさらに背中を後押しした形だ。「ずっと児島は大好き」と公言するように当地では6回目そして周年は3回目の優勝となった。
レースは追い風8メートルの強風の中、コンマ07の好Sを決め「まくり差しは無理。先にターン回りに行きたい」と豪快にまくり、4号艇の宮地の追撃を寄せ付けず押し切った。今節は8走すべて0台の快Sを連発と児島での勝負強さを発揮してきたが、本番でも気象条件とインの動きを見定めて、実践することができた。
次走はプレミアムG1・マスターズチャンピオン(16~21日・鳴門)。45歳を迎え今回が初参戦となるが「まだまだ青くさくてチャレンジャーの立場。新人として頑張る」と早くも視線は次走に向いていた。