【ボート】徳山G1 地元の総大将・白井英治が徳山周年V3に挑む
「徳山クラウン争奪戦・G1」(28日、徳山)
準優勝戦が行われ、10Rから12Rまで1号艇の丸野一樹(滋賀)、白井英治(47)=山口・80期・A1=、峰竜太(佐賀)が全て逃げ切って1着。2着には吉川元浩(兵庫)、池田浩二(愛知)、上條暢嵩(大阪)が続いた。29日は12Rの優勝戦をメインに6日目が行われ、1号艇の丸野がG1V7に挑む。
地元の牙城はオレが守る-。山口勢でただ一人優出を決めた白井が徳山周年V3に挑む。準優11Rはまくる長尾章平(山口)、差す池田の攻勢をイン先マイで受け止め、貫禄の押し切りで1着。ファイナル進出を勝ち取った。
後輩の末永祐輝(山口)から引き継いだ53号機は「そこをベースにいろいろ調整をして、準優は最善と思う形で行けた。全体にバランスが取れて、いいグループにいると思う」と納得の仕上がりを誇示した。
徳山周年では、2022年9月の69回大会で、6号艇から2コースに入り込み、差しで優勝をもぎ取った。今回の優勝戦も1号艇に丸野、2号艇に峰と好敵手ぞろい。3号艇だが「優勝を十分に狙える枠番。内側は強いけど、気合を入れて20代のターンをしますよ」と意欲満点だ。戦闘モードに入った総大将が、豪快な一撃で地元タイトルを奪い取る。