赤井星璃菜 夜空をモチーフのデザイン

 夜空とペットが特徴の赤井星璃菜のヘルメット
2枚

 【第173回】赤井星璃菜(27)=大阪・123期=

 赤井のヘルメットは既製品から卒業して、初めて自らデザインを決めたものになった。名前の通り“赤”が使用されていると思いきや…21年8月に同期の真鳥康太(長崎)と結婚しており、実際は“赤井”ではない。色に関しても「実は緑色が好きなんです」といたずらっぽく笑う。

 夜空をモチーフとした、きれいなデザインだ。名前の一字である“星”がちりばめられている。「夜空がきれいかな、と画像を見て(デザインの)イメージにしました。きれいなんで、キラキラして気に入っています。近くで見た方がきれい」と納得の出来栄えとなっている。ほとんど塗装業者にお任せだったとのことだが、“こだわりポイント”としてはイヌとウサギが並ぶ絵が描かれている点だ。「旦那の実家で飼っているのがイヌで、自分の家がウサギを飼っているんです」。イヌ(真鳥)、ウサギ(赤井)に見立てて、夫婦が仲良く寄り添う表現になっている。

 現在のヘルメットでのレースでのエピソードを問うと「使い出して1カ月くらいに、転覆で割れてしまったんです。その時はショックでした」と語る。大事には至らなかったので、もしかしたらヘルメットが守ってくれたのかもしれない。

 事故の多さがネック。昨年は3回のFを切ってしまい、2カ月間のF休みも余儀なくされた。「事故点をいっぱい付けてしまった。点数を取って、事故なく走りたい」。今年は自宅で飼っており、自らの象徴となっている“ウサギ年”。ボートレース界での“スター”を目指して、ジャンプアップを目指す。

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