喜井つかさ きつい時に見るとホッとします

 3月の徳山で久々の優勝を飾った喜井つかさ
2枚

 【第174回】喜井つかさ(33)=岡山・103期=

 今回、喜井がデザインしたヘルメットは家族愛が満載のものになっている。「毎回ですけどベースは(ペラグループの)イーグル(会)。最近は集まる機会が減ったけど、初心を忘れないようにしようと、イーグルはかぶり続けようと思っています。それに今回は桜と紅葉、そして家族4人の絵を入れてみました。結構考えて今回は家族を入れてみようと思っていた」と優しい笑顔で話してくれた。

 桜と紅葉を選んだ理由を聞くと「上の4歳の男の子が春生まれなので桜。下の女の子が秋生まれなので紅葉にしてみました。家族の絵はインスタを見てかわいい絵を描くイラストレーターがいたのでお願いした。家族4人の写真を送って描いてもらったら、すごくほのぼのチックになってかわいい(笑)。レースの前や、きつい時に見るとホッとするし、また頑張ろうと思えてきます」とヘルメットを見つめながら笑顔を見せる。

 21年4月に産休から復帰して約2年。今期は初のA1にも昇格し、3月の徳山ヴィーナスシリーズでは16年8月びわこ以来の優勝も飾った。「やっと初A1になれたし、久々に優勝もできてうれしかった。でも、焦らず目の前の一走一走をコツコツとやって行くことにしています。その方が結果にもつながっている。A1は今後もキープしたいし、大きい大会にも出たい。家族の応援に応えられるように頑張ります」と少し遠回りをしたが、ここからが本領発揮。彼女のこれからの戦いに期待したい。

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