【安田記念馬体診断】ラウダシオン

 「安田記念・G1」(6日・東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ラウダシオン B】トライアルの京王杯スプリングCを快勝して、ここに駒を進めてきた。当時は514キロとデビュー以来最高馬体重だったが、太め感はなく、トモの筋肉量が増していたのが要因だろう。

 今回はさらに肩の筋肉の輪郭がくっきりとして一段とパワーアップしてきた印象だが、下腿(かたい)の血管が見えづらい。1週前追い切りを消化する前の写真で仕方のない部分ではあるが、薄皮一枚分の余裕がある感じだ。

 加えて毛ヅヤを良く見せるタイプだが、光量が不足気味の曇天とはいえ、ピカピカだった毛ヅヤが物足りない。適距離のマイル戦と条件が好転するのはプラスなので、当日どこまで状態が上向いてくるかがチェックポイントになる。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉M・デムーロを背に栗東CWで6F83秒2-38秒1-11秒9(一杯)。ゆったりとしたペースで入り、途中からスピードアップ。道中の折り合いも十分で、直線で追われるとシャープな反応で伸びてきた。前走時の好状態をキープしている。

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