【地方競馬】ショウナンナデシコが8馬身差の圧勝!!新たな“砂の女王”として突き進む

 「マリーンカップ・Jpn3」(13日、船橋)

 8馬身差の圧勝で重賞連勝-。2番人気のショウナンナデシコが、1番人気サルサディオーネの逃げを2番手でマークし、直線で先頭に立って突き放した。2着にはサルサが粘り、早めに追い上げた4番人気レーヌブランシュが3着。なお、2着のサルサディオーネは「第26回スパーキングレディーカップ」(7月6日・川崎)と「第60回しらさぎ賞」(4月27日・浦和)の優先出走権を獲得した。

 2022年、牝馬ダートグレード競走の主役が決まった。ショウナンナデシコが圧勝で実力差をアピールした。1月のTCK女王盃(2着)で重賞へ参戦し、3月のエンプレス杯でJpn2を初制覇。そして船橋に舞台を移したこの夜は、さらに強力な競馬を見せた。

 1周目の直線から、逃げるサルサディオーネの直後を外から追走する“大名マーク”。そのまま最後の直線を向いてギアを上げると、あっという間にサルサを突き放した。

 「スタートをしっかり出して、強い馬にくっついて行こうと思っていました。後ろがだいぶ離れていたので、ちょっと早めにスパートしたら思った通り、よく伸びてくれました」と殊勲の吉田隼人。牝馬グレード戦線を引っ張ってきた有力どころは、今春に次々と繁殖入り。ショウナンナデシコが新たな女王候補に堂々と名乗りを上げた。

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