ケイバ熱盛ブログ「思い入れ」(7月29日)

 お久しぶりです。栗東・山本です。今夏は母校の野球部が県大会決勝まで進出。惜しくも甲子園出場とはならなかったものの、感動を与えてくれました。

 やはり、昔住んでいた場所や所属していた団体、携わったモノには思い入れ、愛着が湧きますよね。それは馬とそれに関わる人にも言えることでしょう。

 今週、日曜新潟6Rでデビューを迎えるゼロドラゴン(牡2歳、父ブラックタイド、栗東・寺島)。お母さんは10年北九州記念2着など、快速馬として鳴らしたスカイノダン。実は、管理する寺島師が持ち乗り助手時代(大久保厩舎)に担当していた牝馬でした。

 きょうだいは5頭デビューしていますが、寺島厩舎への預託はゼロドラゴンが初。思い入れのある血統ということもあってか、「最終追い切りは芝でやってかなり動きますね。1週前もジュランビル(5歳3勝クラス)をあおるくらい。調教は新馬ではかなりいいレベルでやれています。馬はいいですよ」と、指揮官も一層の力を込めます。

 ただ、タイプや見た目は母子で違う様子。「お母さんは千二だったけど、ゆったりした千六から。跳びがすごく大きいです。お母さんは硬くていかにも短距離馬だったんですけどね。あと、お母さんの方がムチッとしていました」。それでも、「高い能力は受け継いでいる感じ」と母譲りの脚力に笑顔でした。

 取材の感触的には先々も楽しみな素材のよう。まずは新馬戦の走りっぷりをチェックしたいところです。

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