ケイバ熱盛ブログ「ラスコク!福永J」(2月2日)

 スキーのためにバイトを詰め込み、スキー場の積雪量を毎日チェック。自分で言うのも何ですが、コブを攻めるモーグラーでしたから。冬になればテンションが上がる。そんな学生時代でした。ところが、最近は冬が苦手。寒さが身にしみる栗東・井上です。

 土曜の小倉は寒さを吹き飛ばすほどアツい!武豊Jは区切りの4400勝到達にあと1勝。7鞍の騎乗ですが、馬のラインアップから、この日に決めてくれそうです。さらに、福永Jはラスト小倉騎乗。8鞍騎乗に「一杯頼まれた。ありがたいね」と関係者に感謝し、「思い入れのある競馬場だから」と感慨深げでした。

 ユーイチJの小倉初騎乗は96年7月13日の3R(芝1200メートル)。ヒシマックに騎乗して6馬身差の逃げ切り勝ちを収めています。03~07年のフェニックス賞5連覇によって、毎年のように“フェニックス男”と紙面を飾り、北橋調教師との師弟コンビで制したエイシンプレストンの01年北九州記念など、小倉重賞は6勝を挙げました。

 ワタクシも98年から馬サブロー在籍時の03年まで、6年連続で夏の小倉に滞在していただけに、当時のことはよく覚えています。「夏はずっと滞在だったからね。北橋厩舎と瀬戸口厩舎にバックアップしてもらって、リーディングも獲らせてもらって」。当時、所属厩舎だった北橋厩舎、そして密な関係だった瀬戸口厩舎は、夏の小倉で毎年のようにリーディング争いをしていました。この2厩舎が全面的に福永Jをサポートし、常に厩舎が隣同士の配置だったのを思い出す。そんな懐かしい話を振ると、「昔は滞在が楽しかった。調教に乗って、馬の変化も感じられて。今回も小倉に住む北橋先生が“来ないのか?”と言ってくれたから実現したこと」と懐かしそうでした。

 2月4日、“ラスト小倉”ではセレモニーが行われるそう。ファンの方は12R終了後まで楽しみに待ってもらえれば。

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