ケイバ熱盛ブログ「クラシックで皆勤賞だった菊花賞馬が始動戦を発表」(2月23日)

 どうも、面白くない記者の小林です。今週の美浦では、昨年の菊花賞馬アスクビクターモアのローテが発表されました。日経賞(3月25日・中山)から始動して、天皇賞・春(4月30日・京都)を目指すことに。田村師は「菊花賞はきつい競馬でした。昨年は6回使って、6回ともいいレースをしてくれました。負けたダービーでもあの競馬で3着でしたからね。満点を出してあげないといけないかな、と思います」と昨年のレースを振り返り、改めて愛馬をたたえました。

 アスクビクターモアは皐月賞5着、ダービー3着、菊花賞1着とクラシックで活躍。今はクラシックでもレースを使い分ける時代ですが、フル参戦した上に、その全てで質の高いパフォーマンスを見せたのは素晴らしいことだと思います。しかも、現4歳世代はイクイノックスが天皇賞・秋と有馬記念を制し、ドウデュースは京都記念を快勝しました。他では菊花賞2着馬ボルドグフーシュが有馬記念で2着となり、ラーグルフ、キラーアビリティも年長馬相手の重賞を制覇。世代間の比較でレベルの高い世代と判断できます。そんな強敵を相手にして戦ってきた菊花賞馬が、始動戦でどんな走りを見せるか、注目したいです。

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