ケイバ熱盛ブログ「飛躍の足がかりに」(3月25日)

 こんにちは、栗東・山本ユウキです。桜花賞の想定メンバーを見ていると、トライアルで賞金を持っていない馬が多く権利を獲ったため、どうやら今年は例年以上にボーダーが高くなりそう。リステッド勝ちでも除外対象なんだとか。ダルエスサラーム、狙ってたんですがね…。ガックリきましたが、桜花賞はまだ2週間後。まずは目の前の高松宮記念です。無念を晴らすべく、トレセン内を東奔西走しました。

 本命候補が何頭かいて、ギリギリまで頭を悩ませました。グレナディアガーズもその一頭。最終的に外枠が気になったので評価は落としましたが、2走前=阪神C2番人気2着、前走=阪急杯1番人気7着という臨戦過程は、19年の覇者ミスターメロディと全く同じ。うーん、ニオう。

 鞍上の岩田望Jからも“負けてられない”という気迫を感じます。昨秋は荻野極J、坂井J、石川Jと世代の近いジョッキーが次々とG1を制覇。「流れに乗りたいですよね。去年もそうでしたが、今年も飛躍の年にしたい。いい馬を任せていただくことが増え、プレッシャーにも慣れつつありますし、結果を残していきたいです」と気合十分です。

 昨年2月の京都牝馬Sで重賞初制覇を成し遂げると、11月にはJBCレディスクラシックでJpn1を初勝利。本当に一段ずつという言葉がピッタリなほど、着実に実績を積み重ねてきた。「未勝利戦や1勝クラスと同じ感じで乗れれば。若手らしく強気に乗ってもいいかなと思う部分はあります」と、ここで思い切った騎乗が見られるかもしれません。

 大阪杯はジェラルディーナ、桜花賞はシングザットソング、皐月賞はシャザーンと、目の前のG1だけでも豪華ラインアップが並ぶ岩田望J。今年は念願のビッグタイトルに手が届きそうな予感です。

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