豪華競演 井上尚弥が大谷の隣で「プレーボール」宣言 YOSHIKIが両国国歌生演奏 福留氏が始球式
「カブス-ドジャース」(18日、東京ドーム)
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥が、プレーボールアナウンスメントを務めた。
プレーボールコールはメジャーの試合前に著名人やファン、関係者らが「プレーボール」を宣言するイベント。井上は打席を控える大谷翔平の隣で、「2025年、MLBの開幕を宣言いたします。レッツ、プレーボール」と宣言した。場内に大歓声が注がれる中、大谷に視線をチラリと送って場内を後にした。
MLB開幕を迎えて、試合30分前には派手なセレモニーが行われた。
60秒前からカウントダウンが始まり、0と同時に場内が暗点。ポケットモンスターのボールを持った少年がマウンドで投球動作をとった。続いて場内ビジョンにMLBでプレーした日本人選手が映し出され、その後、超チームの選手を中心とした映像が流れた。
続いて津軽三味線、篠笛、鼓、そしてバイオリンの4人からなるバンド「竜馬四重奏」によるポケットモンスターの音楽に合わせて、それぞれのチームのユニホームを着たピカチュウに出迎えれられて、両チームの控え選手が入場した。
その後、両チームの監督、先発メンバーを発表。真っ先にドジャースの「1番・DH、大谷翔平」が呼ばれ、その姿を現すと場内は大歓声。1人1人に拍手が送られ、先発・山本由伸、カブスの2番・DH、鈴木誠也、先発・今永昇太がコールされると、ひときわ大きな歓声が響いた。
クライマックスに登場したのはYOSHIKI。中堅付近に置かれたピアノで日米両国国歌を生演奏した。一転して静まり返ったスタジアムのファンがその音色を聞き入った。最後に始球式が行われ、福留孝介氏がカブスの背番号「1」にユニホーム姿で登場。ストライクの投球を披露して、セレモニーを締めくくった。
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