敗戦のカブス監督 今永交代の理由を説明「70球メドと考えていた」山本由伸には脱帽「スプリットが素晴らしかった」
「カブス1-4ドジャース」(18日、東京ドーム)
カブスは逆転負けで開幕戦を落とした。先発の今永昇太投手は4回無安打無失点。2番・DHで出場の鈴木誠也外野手は4打数無安打だった。
カウンセル監督は今永について「非常にいい投球をした。ヒットもいい当たりも許さなかった。エクセレント。その一言に尽きる」と称賛した上で、交代理由も説明。「大体70球メドと考えていた。試合前の計算と合っていた。このような特別な登板でエネルギーが枯渇したと思って代えた」とした。
大役を任された今永は役割を果たした。初回は大谷を二ゴロに仕留めるなど三者凡退。三回も大谷を二直に仕留め、キーマンを封じた。二回、四回はいずれも2四球を与えてピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。
今永は4回無安打無失点、69球で降板。だが、交代が裏目となった。直後の五回に2番手・ブラウンが3失点。味方の適時失策も響いた。
打線もドジャース先発・山本由伸に五回までに1得点。鈴木も4打数無安打と沈黙するなど、チーム全体でわずか3安打に終わった。
指揮官は山本由伸に対し、「山本は真っすぐが良かった。今夜のスプリットは本当に素晴らしかった。甘いボールがきてくれと期待があったが、ほとんどのスプリットが低めに集まっていた」と脱帽。19日に対戦する佐々木朗希について「彼のメジャーデビュー。大きな試合になる。我々が序盤から落ち着く隙を与えないように早い回から攻めていくのがゲームプランになる」と語った。
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