ドジャースとカブスの両監督が球数についての持論を展開 18日のセンバツ第3試合では130球超えの熱投 両指揮官の共通ワードは「圧」
「カブス-ドジャース」(19日、東京ドーム)
両軍の監督が試合前会見を行い、投手の球数について持論を展開した。18日のセンバツ第3試合、明徳義塾と健大高崎の一戦は両校の投手が130球以上の熱投を見せ、延長戦で決着していた。
ドジャースのロバーツ監督は報道陣から、高校生の球数問題について質問されると「素晴らしい質問をありがとうございます」と感謝。続けて、持論を展開した。
「私は高校生たちと直接、会話することは叶いませんが、メジャーリーグでは出力のレベル、圧の強さは高校生、大学生などアマチュアとはレベルが違って、こちらの方(MLB)が高いです。昨日の両投手、今永も山本もストレスフルなイニングだった。今永は4四球を与えましたし、山本も苦しいイニングがあった。私が言えることはピッチカウント、投球数だけで断じることができないということを強調したい。我々は長く、162試合の公式戦を戦う上で必要な投手、その辺りのメンテナンスも考えながら、その日、その日の判断をしております」
カブスのカウンセル監督は「一言、二言では難しい」とした上で、「私の考えでは投手がどれほどの圧をかけて投げるかによると思う」と持論を展開した。
「もしも、本当に集中して100%で130球を投げたらリミットオーバーだと思うし、70%で130球なら投げられるかもしれないので、何とも言えない。投手の多くのケガは1人1人、個々の能力が違う。筋力が違うので一概には何とも言えませんが、しかしながら投手を預かる身としては、彼らが健康であり続けるためにはどうしたらいいか常に考えないといけない」
18日のメジャー開幕戦ではカブスの今永が4回を投げ、69球で降板。この決断にSNS上では賛否両論が起こっていた。この起用については「あれが良かったと思っている。我々の決断に後悔はない」と説明。しっかりとコミュニケーションを取った上での選択で、当初から70球~75球のプランだったと明かした。
また、この日ドジャースの先発を務める佐々木については、ロバーツ監督が具体的な球数こそ明かさなかったが「4回から5回ぐらいじゃないでしょうか」と話している。
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