佐々木朗希「信じられるものがなかった」二回途中2失点KO 初回に41球もロバーツ監督は次回登板を明言 5日・フィリーズ戦へ「仕事を果たせるように」

 「ドジャース-タイガース」(29日、ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手は本拠地デビュー戦で二回途中2失点でKO。押し出しを含む4四球を与えるなど制球が定まらず、降板直後にはベンチで目に涙をため込んだ。

 佐々木は試合後、「技術的なところでコントロールしきれなかった。ストレートもフォークも、スライダーがよかったくらいで。スピードもコントロールもよくなかった」と語った。「変な緊張とかはなく臨めていたんですけど、自分の技術不足」と自らを責めた。

 初回、ストレートがシュート回転し、引っかける場面もあった。最速は155キロを超えることができず、2死満塁からマルゴーの不運な適時内野安打で先制点を失った。次打者に押し出し四球を与え、リードを広げられてしまった。初回に要した球数は41球。本拠地のスタンドから小さなブーイングが沸き起こり、落胆の声が漏れた。

 二回に2死一、二塁のピンチを招いたところでロバーツ監督に降板を告げられた佐々木。ほろにがの本拠地初登板になった。チームは打線が奮起して開幕5連勝。それでもタッチをかわす際は厳しい表情を崩さなかった。

 ロバーツ監督は「彼を必要としている」と語り、次回登板は5日・フィリーズ戦になることを明言。佐々木は改善ポイントについて「良かったり悪かったり、練習でできても試合の強度でうまくいかなかったり。日々、新しい課題に向き合ってやっていくしかない」と前を向く。さらに「小さくまとまりすぎないことも大事だと思うので。先発投手として仕事を果たせるようにしていきたい」と語った。

 米国に戻っての調整については「一度、実際にマウンドで球数多めのピッチングをした」という。新しいボール、ピッチクロック、様々な課題があるが「一つではない。色んな要素があると思う」と佐々木。「浮足だった感じはなく、技術的にはまらず、自分に信じられるものがなかった」と語り、涙をためたシーンについては「そんなことはなかった」と明かした。

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