「ドジャース３－１ブレーブス」（１日、ロサンゼルス）

　ドジャースがまさかのミスで先制を許した。ムーキー・ベッツ内野手が一塁に痛恨の悪送球だ。

　二回、１死一、二塁からデラクルーズの打球は二塁正面へ。ベースカバーに入ったベッツがトスを受けてベースを踏み、一塁へ転送しようとした。だがボールをうまくにぎることができず、手間取った末に一塁へ悪送球。ボールは大きく右翼側へそれ、その間に二塁走者が生還した。自らボールを投げたベッツが追いに向かう珍しいシーンにもなった。

　まさかの失策にスタンドはざわついた。チームは今季７試合目で初失策。開幕６連勝と波に乗ってきたドジャースがミスで先制を許した。

　それでも六回に大谷の安打から逆転２ランを放ち、試合をひっくり返したベッツ。一塁を回ったところでガッツポーズを繰り出し、絶叫した。自らのミスを挽回する一撃でチームは開幕７連勝。スーパースターが価値ある働きを見せた。