「ドジャース－タイガース」（２９日、ロサンゼルス）

　タイガースの前田健太投手は七回から今季初登板し、初球をいきなり被弾するなど２回２失点。「良い結果がでればよかったですけど、久しぶりに投げられてよかった」と語り、大谷翔平投手との対戦には「完全に力んでしまった」と明かした。

　６年ぶりとなる古巣本拠地のマウンド。ブルペンから走ってマウンドへ向かったが、初球、エドマンに右中間スタンドへ放り込まれた。１死後、大谷との対戦では「完全に力んでしまった。もったいなかった。きちんと勝負したかった」とストレートの四球。二盗を許し、フリーマンには適時二塁打を浴びた。

　「最初のイニングですかね。初球ホームラン打たれたり、中継ぎとして初球からしっかり勝負しないといけない。全球、勝負球のつもりで」と振り返った前田。２イニング目はしっかりと切り替えて三者凡退に抑えた。

　先発では色んな球種を使いながらゲームを組み立てていくだけに「慣れていかないといけない」と次回登板を見据えた。