ゲレロ、ブルージェイズと14年730億円契約延長 21年本塁打王 一時は交渉決裂も 米記者伝える
ブルージェイズがウラジーミル・ゲレロ内野手(26)と14年5億ドル(約730億円)で契約を延長した、と6日(日本時間7日)、米スポーツサイト「アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。
ドミニカ共和国出身で殿堂入り選手の父を持つゲレロはカナダで生まれ、19年に20歳の若さでメジャーデビュー。6年目の昨季は159試合に出場して打率・323、30本塁打、103打点、OPS・940をマークし、4年連続で球宴にも選出された。
メジャー通算成績は819試合、打率・288、160本塁打、507打点。21年には大谷(当時エンゼルス)らとキング争いを繰り広げ、48本塁打でタイトルを獲得している。
一時はブルージェイズとの延長交渉が決裂したと伝えられれていた同内野手は3月に米スポーツ専門局、ESPNによる単独インタビューの中で昨オフにヤンキースからFAになり、メッツと合意したフアン・ソト外野手のメジャー史上最大規模の契約15年7億6500万ドル(約1117億円)を引き合いに出し、「(総額は)ソトよりもかなり下。1億ドル(約146億円)以上低く、年数は同じ。最後に要求した金額は600(6億ドル=約876億円)には届いていなかった」と話していた。