中谷潤人、来春の井上尚弥戦は「最終目標ではない」将来的にSフェザー級までの6階級制覇も視野と明言「1つ1つやっていく」
ボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(27)=M・T=が14日、都内でWOWOWの番組収録に参加した。「エキサイトマッチSP『中谷潤人VSクエジャル』『那須川天心VSモロニー』」として、4月28日午後9時からWOWOWライブ、WOWOWオンデマンドで放送される。
スペシャルゲストの中谷は2月24日に行われたダビド・クエジャル(メキシコ)との3度目の防衛戦を振り返ったほか、来春計画されている4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)との夢の一戦などについても言及し、さらに将来的にはスーパーフェザー級までの6階級制覇を視野に入れていることも明かした。
身長172センチの中谷は最軽量のミニマム級からプロキャリアを始め、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級の3階級で世界タイトルを獲得している。
主要4団体での世界6階級制覇となれば、マニー・パッキャオ(フィリピン)らと並ぶ歴代最多記録に並ぶが、将来的なスーパーフェザー級までの展望について言及し、「(現在も)スパーリング相手はスーパーフェザーやライトくらいの選手が多いので。(現在に比べて)より工夫は必要になるが、成長で体がどれだけ大きくなっていくかもある。無理してまでやることはないので、いいパフォーマンスができるところで戦っていきたい。ライト級はあまり想定はしてない。(スーパーフェザー級までが)ベストなんじゃないかな。1つ1つやっていきたい」と語った。
また、1階級上のスーパーバンタム級では、来春に井上尚弥との頂上決戦が計画されているものの、「(尚弥戦が)最終目標ではない」と断言。かねてパウンド・フォー・パウンド(階級を超えた最強ランキング)1位を見据えている中での最大級の標的の1人で、「(大目標までの)過程で井上選手という大きな選手がいると(自分の中では)思っている」と、改めて位置付けを明かした。
さらに、現時点での尚弥戦への公算については「まだ階級も違うので、体づくりもしないといけない。まだ勝つための勝算は見えていないが、これから体重を上げて体をつくっていったところで(自身にとっては)プラスの部分が大きいので、スピードも上がると感じている。パワーもつくと思っているので。目の前の一戦一戦を大切にして、いいパフォーマンスをしていけば自信にもなるし、成長にもつながる」と、1年を懸けてモンスター撃破への準備を進めていくことを強調した。
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