イチゴ農園の悲痛な声「摘み取りのみのお客様が隠れて食べていた」迷惑行為にショック…「ルール守って」「被害届け出すべき」
「とても悲しい出来事がありました。摘み取りのみのお客様が隠れながら食べていたそうです。後から知ったのですがとてもショックです。大切に育て、やっとの想いで収穫を迎えたイチゴです。ルールを守らない方は他のお客様への影響も大きいため迷惑行為として今後予約はお断りします」
イチゴ狩りを毎年開催しているイチゴ農家「モリヤマファーム」(長崎県松浦市)代表・守山清和さん(@moriyamafarm)が、迷惑行為をしたお客さんがいたことをInstagramで報告。イチゴの摘み取りのみで持ち帰るだけのはずだったお客さんが、その場でこっそり食べていたとのこと。ショックを受けたとともに、注意喚起のため投稿したといいます。
■迷惑行為を学生アルバイトが目撃
「実は、迷惑行為を学生のアルバイトが目撃していたんです。アルバイトは、そのお客様が摘み取りのみとは知らずにしゃがんで隠れるように食べていたことを不審に思い、その日の閉園時に話してくれました。ただアルバイトの証言以外に映像や物的証拠も残っておらず、現行犯として声をかけることができなかったため泣き寝入りです」
「モリヤマファーム」は、制限時間内にその場でイチゴを摘み取りながらいくらでも食べられる「イチゴ狩り」食べ放題コースや持ち帰るためのイチゴを摘み取るだけの体験コースなどに分かれているとか。今回摘み取りのみのお客さんがその場で隠れてイチゴを食べていたという違反行為をしていたといいます。
■監視カメラの設置も検討しているが…
「これまでも食べ残しや落としてしまったイチゴを葉っぱの中へ隠すように捨てられる方がたまにいらっしゃったりする迷惑行為がありました。しかし、これは子供の行為と捉えて毎日開園前、閉園後に園内を確認して回っています。
今回は私自身が目にしたわけではないですが、持ち帰るだけのお客様がその場でこっそり食べていたという行為…とてもショックでした。監視カメラの設置も検討していますが、費用もかかりますし一部のそのようなお客様のために一般のお客様を撮影することに私自身抵抗があり悩んでいます」
プライバシーの観点で、監視カメラの設置に迷っているという代表の守山さん。ただ現在は初めてのお客さんに説明する際、食べ放題と摘み取りの違いについて説明、声かけを徹底しているとのこと。また「持ち帰りのみのシステムは止めた方がいい」「食べ放題のみに」などの意見が相次いでいますが、15年以上の経緯を経て現在の体験システムを設定しており、いろいろなお客さんのニーズに合わせて対応しているそうです。
「モリヤマファーム」さんの手がけるイチゴは、イチゴ本来の味を求めて超減農薬、化学肥料は使わずに栽培しており安心してそのまま食べていただけるといいます。予約はHPにて随時受付。完全予約制で、問い合わせは=080-5211-7732=まで(9:00~16:00)。
◇ ◇
■「食べ放題だけにしてみては…」「ルールは守りましょう 」
「モリヤマファーム」さんの投稿には、大きな反響があり、たくさんのコメントが寄せられました。
「監視カメラを設置して時間で分かるので(予約して摘み取りのみのお客さん)ビデオ確認して被害届け出すべき。日本人も劣化してる家族多いと感じます」
「ほんと…農家の手間や時間や色々考えたら腹立たしいです」
「とても悲しいですが、そんな人たくさんいると思いますよ。食べ放題だけにしてみては…」
「いちご狩りってその場で食べるのが醍醐味だと思う お持ち帰りの分は別会計で…食べて美味しかったら沢山買っちゃう」
「持ち帰りのみのシステムは止めた方がいいと思います。絶対つまみ食いしてます。食べ放題のみにして、持ち帰りしたい方は安く購入できるようにするなど変更した方がいいかな~と思いました。あと、先っぽだけ食べて残りは捨てている家族に遭遇したことがあります。しっかりルールを伝えるべきだと思います」
「摘み取りのみで入園したのであればその場で食べるのはダメでしょ スーパーの品物を美味しそうだからと言って食べるのと同じ ルールは守りましょう どうしても食べたいならその場で食べられるいちご園に行けば良いと思います」
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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