「オープン戦、オリックス２－１阪神」（２３日、京セラドーム大阪）

　阪神はオープン戦ラストゲームを落として、３勝５敗４分けでオープン戦全日程を終えた。阪神・藤川球児監督は「開幕日が一番いい状態ではなくて、最後の時に一番いいチームの形を迎えることを考えている」と前向きに語った。以下、主な一問一答。

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　（テレビ）

　－不安な面はシーズンを戦いながら解決していく。

　「もちろんですね。まだ始まっていないので、シーズンが始まってもチームを一から作り上げる作業がありますから。開幕日が一番いい状態ではなくて、最後の時に一番いいチームの形を迎えることを考えているので。そういう意味では作り上げていく、その準備ができたと思っています」

　－監督として初めて迎える開幕についての心境は。

　「この役職になってから『私（わたくし）』というものはありませんから、私自身の感情は全くないですね」

　－開幕投手は村上。どんな姿を期待する。

　「非常に大きな一日になるかもしれないし、１４３分の１になるかもしれないですけど、どの選手にも共通して言えるのはいいスタートと、うまく立ち上がれなかったとしても粘り強く戦い抜くのがペナントレースですから。モチベーションとメンタルの上げ下げが極力ないような、精神的に強いチームを目指していますから、何も臆することなくスタートしてくれるのかなと思います」

　（囲み）

　－門別はカウント間違い、バントミスがあった。

　「ファームがＤＨを使ってますから。そのあたりは改善点が球団としてあるかなと思いますね」

　－近本の２打席での交代は予定通り。

　「そうですね、２打席でもう一回守って、大山とかはもう１打席欲しいとか選手個々でいろいろありましたからね。打席の感じとか十分だとか」

　－昨日はバントミス、今日は守備の面でミスがあった。見つめ直したいか。

　「（ミスは）どのチームも出ていますから。私たちのチームは私たちのチームで考えますけれど」

　－実際に采配して、新たな気づきは。

　「いや、特にはないですね」

　－開幕１軍メンバーの大枠は固まったか。

　「風邪ひいたら変わっちゃうしね。その辺りがありますから。まだ練習日もあるし。ギリギリに決まるんで。大体は決まってますよね」